多摩ニュータウン植物記Part3

元サラリーマンの植物ウォッチング第3弾

2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ネコヤナギ・1~蕾

冷たい風に耐えている「ネコヤナギ(猫柳)」の蕾。銀白色に輝く毛が美しい。ネコヤナギはヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で雌雄異株。毎年のことだが、この姿を見ると思わず口ずさんでしまうのが、40年前のこの歌。 『春を待つ少女』 (JASRAC許諾期間終了のた…

ジャノヒゲ

髭の生えたヘビは見たことが無いが、植物界には「ジャノヒゲ(蛇の髭)」が存在する。ユリ科ジャノヒゲ属の常緑多年草で、冬のさみしい景色の中で宝石のような美しい姿を見せてくれる。別名は「リュウノヒゲ(竜の髭)」で、こちらのほうが名前としては納得…

フキ・1~目覚め

ようやく目覚めた「フキ(蕗)」。ウメ、マンサクなどの花木や、フクジュソウなどの野草が春の訪れを告げてくれるが、この “蕗の薹” の姿も春を告げる植物の代表格。天ぷらや蕗味噌などに利用されるが、独特の苦みがたまらない。フキはキク科フキ属の多年草…

ツワブキ・3~王冠

3年振りに東京マラソンを “テレビ” 観戦。一昨年、昨年は、そのテレビに “出演していた” ので、 フルマラソンは一応卒業したつもり。これからは10キロレースを長くできれば良いと思っている。しかし実際に東京マラソンを見ていると、もう一度ここを走りたい…

コセリバオウレン・1~開花

薄暗い山道に白く輝く「コセリバオウレン(小芹葉黄連)」。キンポウゲ科オウレン属の多年草で、セリバオウレンより開花時期が少し早い。セツブンソウやカタクリなどは、夏が来る前にその葉が姿を消して休眠するため “スプリング・エフェメラル(春の儚い命…

散歩道・16~保井寺

京王堀之内駅の北約1キロのところにある保井寺(ほうせいじ)。約400年前の天正年間に開基された曹洞宗の寺で、観音堂は “武相卯年観音” の第十二番札所になっている。この武相卯年観音とは、武蔵の国(八王子市、日野市、多摩市、町田市)と相模の国(横浜…

オオイヌノフグリ・1~開花

道端でようやく見つけた「オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)」。ゴマノハグサ科クワガタソウ属の越年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物。早朝はまだ萎んでいるが、もう少し暖かくなれば群生になって朝から元気に咲いてくれるだろう。ひと雨ごとに少しずつではあ…

散歩道・15~富士山の日

先日、 “武家の古都・鎌倉” 及び “富士山” の世界文化遺産への推薦が決定したとのニュースがあった。今後現地調査や評価結果の勧告を経て、来年夏の世界遺産会議で審議されるという。 このうち富士山は、当初、世界 “自然” 遺産への登録を目指したが、登山客…

カツラ・1~冬芽

今年は厳冬のため、なかなか春の花の姿が見られないので、もうしばらく冬芽の観察を続けよう。写真は「カツラ(桂)」の冬芽。カツラ科カツラ属の落葉高木で、雌雄異株。ハート型の可愛い葉が展開する前に目立たない花を咲かせる。二つの冬芽を動物の耳に見…

イヌシデ・3~果苞

アカシデに続いて「イヌシデ(犬四手)」の果苞。アカシデのように3裂せずナイフ型になる。また長さもアカシデの果苞は1センチほどだが、イヌシデの果苞は少し大きく1.5~2センチほどになる。イヌシデはカバノキ科クマシデ属の落葉高木。

アカシデ・2~果苞

カバノキ科クマシデ属の「アカシデ(赤四手・赤垂・赤幣)」。冬芽の様子などでイヌシデとの違いを確認しているが、果穂の苞の違いがわかり易い。アカシデの果苞は基部が3裂しているが、イヌシデのそれはナイフ型になる。

奮闘記・11~青梅

今年で4回目の出場となった青梅マラソン。フルマラソンと違って10キロなので、部活の皇居ランと同じ距離で気分は楽。しかし毎年少しずつだがタイムは良くなっており、気楽に走りたいと思う一方、去年のタイムを1秒でも上回りたいという気持ちも少なからずあ…

マンサク・1~開花

全国のウメの名所で開花が遅れていることを先日の記事で触れたが、今度は静岡県河津町の早咲きの河津桜が、早咲きせず蕾のままだというニュースがあった。シーズン中は100万人が訪れるとされる観光客は激減しており、5日に始まった “河津桜まつり” もかなり…

ドウダンツツジ・2~冬芽

歩道脇などでよく見られる「ドウダンツツジ(燈台躑躅・灯台躑躅・満天星躑躅)」。ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木で、早春の白い小さな花と秋の紅葉が美しい。花は下向きに咲くが、結実後は柄が立ち上がり、熟すと裂開し種子をこぼす。写真はその蒴果…

イヌシデ・2~冬芽

先日、カミサンに連れられて、映画 『ALWAYS三丁目の夕日‘64(3D)』 を鑑賞。最新作は東京オリンピック開催が時代背景で、前2作と同様、昭和の香りが満載。 ♪♪テニスコートに春がくりゃイェイェイェイェイイェイ~♪ の “レナウンワンサカ娘” や “ひょっこり…

アカシデ・1~冬芽

赤い冬芽が美しい「アカシデ(赤四手・赤垂・赤幣)」。カバノキ科クマシデ属の落葉高木で、春の芽出しが赤く、秋には綺麗に紅葉する。同じ仲間のクマシデは果穂が丸々と太っているので区別できるが、イヌシデとはよく似ているので区別しづらい。果穂にある…

フリソデヤナギ

鱗芽が取れて銀色に輝く「フリソデヤナギ(振袖柳)」の冬芽。ヤナギ科ヤナギ属の落葉低木で、ネコヤナギとバッコヤナギとの雑種と推定されている。別名は「アカメヤナギ(赤芽柳)」。

シラカンバ・1~果穂

由木中央市民センター横に植えられている「シラカンバ(白樺)」。カバノキ科カバノキ属の落葉高木で、これは果穂の姿。シラカンバは北海道などの寒冷地や本州の亜高山帯に分布しており、特徴の白い樹皮は “高原” が良く似合う。この界隈では自生のものは見…

カンザキハナナ

昨日、近所をぐるりと回ってみたが “春にまず咲く” はずのマンサクがまだ咲かず、ウメの蕾もまだ固い。 そこで春を探しに、朝から気合いを入れて今年初めての21キロラン。自宅から堀之内、尾根幹線、小山内裏公園、鑓水、大栗川、大塚を回ってくるハーフマラ…

散歩道・14~大塚神明社

時々この界隈の巨木を紹介しているが、今回は大塚神明社のイチョウ(銀杏・公孫樹)。案内板によると幹周りは7メートルで樹高は30メートル。樹齢はおよそ500年と推定され、 “乳” と呼ばれる気根をたくさんぶら下げている。かつてこの場所にあった神明社は多…

オオカメノキ・1~冬芽

“ウサギの耳” に見えるのは「オオカメノキ(大亀の木)」の冬芽。 “アヒルの万歳” でも良いかもしれない。オオカメノキはスイカズラ科ガマズミ属の落葉小高木で、冬芽はいろいろな姿を見せてくれる。5年前のPart1では “Y” “M” “C” “A” で楽しむことができた…

モミジバスズカケノキ

スズカケノキ科スズカケノキ属の「モミジバスズカケノキ(紅葉葉鈴懸の木)」。スズカケノキとアメリカスズカケノキの交配種の交配種で、葉の切れ込みの深さは両者の中間になる。集合果はスズカケノキが3~6個、アメリカスズカケノキが1個ぶら下げるが、モミ…

ナワシログミ・1~結実

グミ科グミ属の「ナワシログミ(苗代茱萸)」。晩秋に咲いていた花が結実し、膨らみ始めている。このあと苗代を作る頃に赤く熟すのでその名がある。熟した果実も良いがこの金色に輝く色合いがとても美しい。 さて今夜の部活(皇居ラン10キロ)は53分25秒。

アケボノスギ・2~蕾

高木の上のほうにぶら下がっているのは「アケボノスギ(曙杉)」の雄花序。これはまだ蕾でこのあと2月下旬~3月上旬に開花する。今年の宿題のひとつはこの開花の様子を撮ることだが、これだけ高いところにあるとよく見えない。今のうちにこの界隈にあるメタ…

サルトリイバラ・2~女性

ロングドレスを着た女性が両手を挙げているように見える「サルトリイバラ(猿捕茨)」の冬芽。良く見るとその顔は、目が下で口が上。こんな顔をピカソの作品で見たような気がする。サルトリイバラはユリ科シオデ属のつる性落葉木本。

トサミズキ・1~殻

種子を飛ばしたあとの砲台跡は「トサミズキ(土佐水木)」の殻。同じ仲間のマンサクも種子を飛ばしたあと、砲台のような殻が残る。トサミズキはマンサク科トサミズキ属の落葉低木で、ミズキの名を持つがミズキ科ではない。さてこの殻の黒い穴の部分は戦国武…

コウヤボウキ・2~総苞

各地のウメの開花が遅れているらしい。立春を過ぎ例年なら太平洋側の各地のウメの名所は観光客で賑わうが、今年は厳冬の影響で4日午前の時点で開花したのは、松山、高松、石垣島の3ヶ所だけだという。偕楽園(茨城県水戸市)では3,000本のウメのうち毎年この…

ソシンロウバイ

ようやく立春を迎えたが、今年の冬将軍はかなり手強くちょっとやそっとでは退きそうにない。しかし冬至から1ヶ月半も経つと、日脚が伸びて確かに春が近づいていることを実感できる。高緯度地方のロシアなどでは2月のことを “光の春” と呼ぶそうだが、日本で…

セツブンソウ・1~節分

今日は節分。デパートやコンビニでは恵方巻きの売り込み合戦が賑やかだが、恵方巻きはもともと大阪を中心とした風習であり、我が家では馴染みが薄い。やはり節分は威勢よく 『鬼は外! 福は内!』 といきたいところ。しかし外はともかく家の中に豆を撒くのは…

アカバメギ・1~冬芽

新宿区西早稲田にある穴八幡宮で、冬至から節分までの間に “一陽来復” のお札を頒けている。一陽来復とは 『陰の気が終わって陽の気に返ること。冬が終わり春が来ること。新年が来ること。悪いことが続いたのち、幸運に向かうこと。』 などの意味で、古来中…